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2014年4月 4日 (金)

つれづれなるままに・・・

徒然草の一節から・・・

名利に追いまくられて、静かな暇もなく、一生を苦しめるのは、
実に愚かなことである。
財産が沢山あると、身を守るすべがわからない。
「財産」は、あやまちを求め、悩みを招く仲介となる。
死んだ後では、黄金を積み上げて北斗星を支える程の富があっても、
人に笑われるだけのことであろう。
愚かな人が財物で飾って、目を喜ばせる楽しみも。またつまらない。
大きな車や肥えた馬、黄金や珠玉の飾りも、心ある人(識者)は、
甚だ愚かなことだと思うであろう。
黄金は山に捨て、珠玉は淵に投げるがよい。
利欲に迷うのは、極めて愚かな人である。
 
  (中略)
 
人間の「才能」は、人間の欲望の甚だしくなったものである。
他から伝えて聞き、人から学んで知るというのは、真の智ではない。
どういうのを真の智と言ったらよいのか。可と言い、不可と言っても
それは別のものではない。また、何を善というのか。
真の人というのは、(世に言う)智もなく、徳もなく、功もないものだ。
それゆえ、誰がこれを知り、誰がこれを伝えるかということもできない。
これは、真の人が、その徳を隠し、愚をよそおっているからではない。
元来、賢愚・利害の境界に身を置いていないからだ。
迷いの心をもって、「名利」ということの要点をつきつめて見ると、
以上の如くである。
 
万事みな、あやまりである。
所詮は、論ずるに足りず、願うに足りないものだ。
 
                (徒然草 第38段 川瀬一馬現代語訳)
 
今から700年近くも前に書かれたという「徒然草」。
現代人も心して読みたいものだ。
昔から言われていても、現代の人も同じ過ちを犯してしまう。
人の心は変わらないのだな・・・・
 
 
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