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2014年1月27日 (月)

もっとずっと大切なもの

君はどっちがたいせつかね・・・

地位や評判かね
それとも自分の身体かね?
収入や財産を守るためには
自分の身体をこわしてもかまわないかね?
 
何を取るのが得で
何を失うのが損か、本当に
よく考えたことがあるのかね?
 
名声やお金にこだわりすぎたら
もっとずっと大切なものを失う。
物を無理して蓄めこんだりしたら、
とても大きなものを亡くすんだよ。
 
なにを失い、なにを亡くすかだって?
静けさと平和さ。
このふたつを得るには、
いま自分の持つものに満足することさ。
 
人になにかを求めないで、これで
まあ充分だと思う人は
ゆったり世の中を眺めて、
自分の人生を
長く保ってゆけるのさ。
 
 
詩人、加島祥造さんが訳した「老子」第44章です。
 
「足るを知る」ということなのでしょう。
 
 
中野孝次さんはこういう意味だと言っている。
 
人は大抵社会で働いて、地位か、収入か、名声かを得ようとする。
家庭や自分の人生を犠牲にしてまで働く者もいる。
高度成長のころは「会社人間」なんて呼ばれ、会社のためにすべてを
捧げたような人種がどこにもいた。
老子は、そういう人たちのために、視点の転換、価値観の転換を
説いている。
 
おのれの人生を犠牲にして働く者は、外なる価値のために働くわけだ。
自分の生きる楽しさ、よろこび、充実などを棄てて。
外物のために身を壊したりして、君は生きていると言えるのか。
自分の人生を大事にしなくちゃつまらないじゃないか。
 
それには、足ることを知らねばならない。
君はすでに必要な物は充分に持っている。
これ以上なにが必要かね。
世間の流行に乗らなければ、今ある物で充分じゃないかね。
 
他人はそれを見て何と言おうと、足ることを知れば、君は
何かを得ようとあくせくしないですむ。
ゆったりと構えて、自然の声を聴き、一日一日を自分の生の
ために大事に使うことができる。
それをこそ、賢い生き方と言うんじゃないか。
 
 
 
最近はまた「経済、景気」という言葉のオンパレードだ。
富む者だけが、「もっともっと」と。
高度成長時代は、もう来ないのだけれど・・・・
 
 
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