最近のトラックバック

« 震える牛 | トップページ | オーケストラも組織も指揮者次第 »

2013年8月20日 (火)

僕のうしろに道はできる

映画「僕のうしろに道は出来る」

 
脳幹出血で突然倒れた宮田俊也さん。
植物状態で、二度と意識も戻らず身体を動かすことも
できないといわれた。
 
宮田さんの同僚、かっこちゃん、こと山元加津子さんの
介護により、意思の疎通が出来るようになり、身体を動かすことも
口から食べることも出来るように回復していく。
 
たとえ植物状態であっても、誰もが思いを持っていて、回復する
可能性がある。
それがあたりまえ・・・・
ということをその他の事例も交え伝えてくれる映画だ。
 
「寝たきり」というものは、なっていくものではなくて、
「寝かせたまま」にしていくことで作られたものだ。
と、医師の長谷敏明さんは言っている。
 
これを聞いて昔読んだ記事を思い出した。
 
ヨーロッパに取材に行った記者が、老人介護施設で寝たきりの人が
いないことを不思議に思い、なぜいないのか?と聞いた。
 
すると「だって、毎朝起こしますから」という答えが返ってきたという。
そこの施設では、女性は素敵な洋服を着て、お化粧もして車椅子に乗って
介護を受けていた。
 
その記者はショックを受けたと言う。
「だって、毎朝起こしますから」という、このあたりまえのことが
されていないのが、日本の医療や介護の現場なのだから。
 
この映画から沢山のことを感じさせていただいた。
 
・人間の生きる力のすごさ。
・使わなければ衰退し、使えば使うほど良くなる人間の機能。
・生きるということは、社会的に生きる(人との関わりで生きる)
 ことでなければ、いきているとは言わないこと。
・やっぱり、人は誰かに助けられ、誰かを助けている。
 
山元加津子さんは、「白雪姫プロジェクト」を立ち上げ、
意識障害や植物状態になった方への回復支援の方法を、
ご自分の経験から伝えている。
 
 
医療や介護の仕事のたずさわる方には
是非知っていただき、取り入れていただきたいと思った。
 
そのためには、経済を中心とした医療や介護ではなく、
「人」を中心にした医療や介護に変わっていかなければならない。
どんな仕事も、中心は「モノ」ではなく、「人」なのだ。
 
 
家族の方が、山元加津子さんと同じようにはすぐにはできないだろう。
知っていただきたいのは、人間に対する考え方だ。
 
人間の可能性を信じて・・・・
 
 
この映画を見ることが出来たのは、沢山の方とのご縁のお陰。
沢山のご縁に、感謝!
 
 
Img_4916
 

« 震える牛 | トップページ | オーケストラも組織も指揮者次第 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 震える牛 | トップページ | オーケストラも組織も指揮者次第 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ