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2013年8月 1日 (木)

マイペース酪農

国や農業団体は酪農の規模拡大を推奨してきた。

その流れに逆らうように、小規模ながらゆったりと牛乳を生産する
「マイペース酪農」を提唱してきた北海道中標津町の酪農家が、
北海道新聞で紹介されていた。
 
夏は昼夜完全放牧。冬も餌はほぼ干し草だけ。
栄養価の高い穀物などは使わない。
牛乳がサラッとしていて、脂肪分の質が違うという。
 
難しいことはない。牛が嫌がることはやらない。
牛には牛のペースがある。
「自分たちはいつからか、土と草、牛たちに生かされている。
 彼らの世界を優先しよう」
と思うようになった。
 
牛が一番快適なのは自分の生理にあったものを食べること。
牛が穀物に出会ったのは最近。
おいしいから牛も食べるし、栄養価が高いから乳量は増える。
でも乳をいっぱい出すとおっぱいも内蔵も疲れる。
すると菌に弱くなり、病気になりやすくなる。
 
とは、酪農家 三友盛行さん。
 
なにか、今の人間や組織のことを言われているようだ。
 
そして、夏は青草を食べさせ、冬は干し草を食べさせる。
これがこの地域の風土に合った農業で、一番省エネだ、とも。
 
70年代後半から、負債で離農の嵐が吹き荒れたことがあった。
たいていは規模を拡大して乳量を増やして負債を解決しようとした。
国も不安をあおり、それを後押しした。
気がつくと「ユアペース」になっていた。
一度規模を拡大したら戻れない・・・
 
もっともっと・・・
それが自分のペースからはずれ、周りのペースに
振り回されてしまう。
 
マイペース、ゆったり、牛の嫌がることはしない、
地域の風土に合った、おいしいもの、規模の拡大・・・
 
人間の生き方にも、企業の経営にも通じることばかりだ。
今一度、自分を振り返ってみたい。
 
 
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コメント

最近乳用牛について調べたところ、雌牛で妊娠して出産しないと乳が出ないために、毎年人工授精され毎年出産、出産前2カ月のみ搾乳せず、残りの10カ月は毎日搾乳されます。
消費者の方も乳脂肪分の高いミルクを好むため、トウモロコシや大豆、大麦などの高タンパク、高カロリーの濃厚飼料を与え続けるために、母体を休める間もなく、過剰出産、過剰搾乳のため5~6年で廃牛になります。
 しかも、母牛の血と涙の産物である牛乳が、「水より安い」というのもおかしな話ですね。
牛豚鳥肉の生産も経済性第一で、とても悲惨な一生を終えます。
私が出来る事はベジタリアンに成るしかないでしょうか。weep

momoさん、コメントありがとうございます。
経済性第一・・・
ここを変えていかなければならないのでしょうね。
分かってはいるけれど、なかなか実行できない自分がいます・・・

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