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2013年7月27日 (土)

生きねば 〜風立ちぬ

宮崎駿監督作品「風立ちぬ」、”力を尽くせ”がテーマだという。

 
主人公は実在の人物、零戦を設計した堀越二郎と文学者堀辰雄の
エッセンスを混ぜ合わせたそうだ。
 
時代は大正から昭和。
不景気と貧乏、病気、そして大震災と、日本は生きるのに辛い時代
だった。
そして、日本は戦争に突入していった。
 
堀越二郎は飛行機のエリート設計技師。
美しい風のような飛行機を作りたいと夢見るが、戦争中は意に沿わない
ことばかりをやらざるを得なかった。
精一杯力を尽くしたことが、後に世界でも傑出した戦闘機、零戦を設計する。
まともな態勢さえあれば、人を楽しませるちゃんとした飛行機を作れた
はずだ・・・
 
堀辰雄は、自ら結核に悩みつつ、より病状の思い婚約者に付き添って
信州のサナトリウムに入った経験をふまえて「風立ちぬ」という作品を
書いた。
宮崎作品では、堀越二郎の婚約者の結核と重なる。
 
宮崎駿の「風立ちぬ」は、2009年から2011年にかけて「モデルグラ
フィックス」に連載された漫画を原作としている。
 
戦闘機や戦艦を好む一方で、戦争反対を主張する宮崎駿の矛盾に対する
答えを出すべきだ、との意図もこの作品にはあったようだ。
 
企画書にはこうある・・・
自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたいのである。
夢は狂気をはらむ、その毒もかくしてはならない。
美しすぎるものへの憬れは、人生の罠でもある。美に傾く代償は少くない。
二郎はズタズタにひきさかれ、挫折し、設計者人生をたちきられる。
それにもかかわらず、二郎は独創性と才能においてもっとも抜きんでて
いた人間である。
 
どんな状況であれ、どんな職業であれ、その中で精一杯やるしかない。
力を尽くしても必ず見返りがあるわけではないが、やっぱり力を尽くして
やった方がいい。
 
「力を尽くせ」という思いは伝わってきた。
 
 
 
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