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2005年6月16日 (木)

壊れないものが、人の心を壊す

壊れにくい物を造ろうという人間の心によって、人間の心が破壊されてしまう。しかも、その心が壊れていっていることに気づかない。(森政弘著「心眼」)

壊れにくい電気製品や壊れにくい食器などができると、私たちは、それを平気でポーンと投げつけたり、足で蹴飛ばしたり、乱暴に扱うようになってしまう。

壊れにくいものを扱っているうちに、物を乱暴に扱うくせができてしまうようだ。

その結果、隣の人を扱う時にも、赤ん坊を扱う時にも、ついには自分自身すらも、壊れにくいもののように乱暴に扱うようになってしまったようだ。

殺人・傷害・子供の虐待・・・毎日のニュースに出ない日は無い。どうしてこうも簡単に人を傷つけてしまうのだろう。あまりにも人間を乱暴に扱ってはいないだろうか。

テレビゲームでは登場人物は決して死なない。ゲームの中では死んでもまたクリアすれば戻ってくる。決して壊れない人なのだ。子供は壊れない人に慣れきっている。

そして多くの人が、人間関係に悩んでいる。相手をそして自分をも乱暴に扱った結果だろうか。

人間は自分に都合の良いもの・便利なものを造ってきた。壊れないものを、丈夫なものを。それは欠点を克服しようと改良してきたのだろう。

世の中のこと、相手の人は、欠点を見つけようとすればいくらでも欠点が出てくる。腹を立てようと思えば、いくらでも腹の立つことはある。だが、逆に良いほうを見ようとすれば、同じくらい良い点が発見されるものだ。みんな良いところと悪いところでバランスをとっているはずだ。良いほうを先に見ようとする意識が大切なのではないだろうか。

人間の「よりよく生きたい」という願望が、壊れないもの、丈夫なもの、便利なものを造ってきた。本当にこれでよかったのだろくか。今一度「よりよく生きる」とはなにかを考えてみたいものだ。

2005年6月 7日 (火)

営業はR・P・D・Cサイクル

「世界一ワクワクする営業の本です」という本に出合った。営業だけでなく、人生の生き方をも教えてくれる物語風の素敵な本です。

この本に出会ったきっかけは阪本啓一氏というマーケティングコンサルタントのメルマガからです。読んでいって驚いた。この本を書いた山本藤光さんという方は北海道標茶町のご出身のようだ。実は私も標茶町で生まれ、すぐに隣の弟子屈町へ引越し、子供の頃を過ごしたのです。そして来週、その標茶町へ行くのです。なんというご縁だろうか。

この本の推薦文を、朝倉千恵子さんという企業研修の講師をしている方が書いているのだが、この時私は朝倉さんの本を読んでいるところだったのです。そして私も企業の社員研修の講師をしているのです。

ご縁にご縁が重なったような、なんとも不思議な気がした。出会うべくして出会った本のような気がする。求めていたことがご縁でつながりラッキーな結果になった。

山本氏は本の中で、営業はRPDCを迅速かつ的確に回せ、と書いている。

R(リサーチ:調査)- 新しい何かを発見する。

P(プラン:計画)- 1日の成果を思い描く

D(ドウ:実践)- 沢山の失敗をする

C(チェック:検証)- 発見と失敗を明日の糧にする

すごいな、と思ったのは、日報を朝のうちに書いてしまえ、ということです。結果を書くのではなく、その日の成果を思い描いて朝のうちに書いてしまえ、というのです。

書いたほうが頭のなかで思い描いているだけより、忘れず、実現可能性が高いということだろう。そして、Doは沢山の失敗をする、とある。リスクの語源が「日々の糧を稼ぐ」から出ている、と聞いた。危険を冒す(失敗をする)ことと、日々の糧を稼ぐこととは、

同じことを意味している。行動からしか成功も失敗も生まれない。そしてそこから新しい発見がある。犬も歩けば棒に当たる?

2005年6月 6日 (月)

自然のシステムはすごい!

立花隆さんの「エコロジー的思考のすすめ」という本を読んだ。

もう30年以上前に書かれた本ですが全く古さを感じさせない。「人間は進歩と繁栄を謳歌しながら、滅亡の淵に向かって行進しつつある」「人間は、自然が無限であるという誤解、自然からは代価を払わずに恩恵を受けることができるという誤解をいだき続けてきた」「自然をもっと恐れよ」と書いてある。

人間は自然のエコシステム(生態系)の一部であるにもかかわらず、人間という部分の最適化ばかりを追求し、自然という全体を最適にすることをおろそかにしているようである。

その本の中に「微気候」という言葉が出てくる。きわめて狭い範囲の気候条件のことだそうだ。山の北と南とでは気候条件が違うように、そのへんにころがっている石ころの北と南とでも、ミクロの気候条件を調べてみると違いがある。

人間の生活環境、労働環境は、一見同一条件のように見えるところにも、微気候、微環境の違いがあるから人間には個体差がある。この個体差を良く見きわめて、自分の住み場所、働き場所を決めないと、陸に上がった魚のようにアップアップしなければならなくなる。ノイローゼになって会社を辞めたいといいだした女の子の机の配置を一つずらしただけで、生気を取り戻したという例もあるという。

経営者やリーダーには、大変参考になる言葉です。働く人一人ひとりの個性・特徴をいかに発揮させるか。これが今の組織活性化のポイントです。最近良く耳にする「コーチング」は相手の能力・可能性を引き出すコミュニケーションスキルです。

自然のエコシステムを理解すると、世のなかの様々な出来事が理解できそうな気がする。

この本を読んでふと考えた。経営者やビジネスマンにとって大事な

ことは5つではないか。

     1.自然のシステムを理解する(目的・根本・本質を考える

      2.夢を持つ(希望・目標・計画)

 3.数字に強くなる(事実を知る、具体的に考える、拡げてまとめる)

 4.相手を喜ばせる(役に立つ、お布施、Give&Give

 5.行動する(実践・試みる・率先垂範)

これを理解し、実行すると、明るく楽しい世のなかになるのでは?

まだまだ沢山のことをこの本から学ぶことができると思う。私が理解できるようになるには時間がかかりそうですが。すばらしい本です是非ご一読を。

この本のことを教えていただいた師匠に感謝!

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